日本人であることを今誇りに思う...

今夜はトンボは会社のイベントで帰りが遅いそう...



今も、家にいるときはずっと日本のニュースを見てます...

日を追うごとに思うことは、日本がこんなに大変なときに
どうして私は日本にいないのかな？ってこと...

被災地の方々が物資が足りない中、寒さや飢え、乾きに耐えながら必死に生きようと
しているこの時に...

救援、救助活動に、不眠不休であたっている人が大勢いるこの時に...

命がけで原発事故の対応をしている人がいるこの時に...

家族や友だち、日本中が節電や買い占めをしないよう協力し合っているこの時に...


私だって1人の日本人...協力したい！がんばりたい！！

でも、ここからじゃ私に何ができるのだろう...

もちろん、募金はさせていただきました...

でも、トンボのお給料と私の少ない貯金で生活している今、
申し訳ないけど、大した額は出せませんでした...



日本は平和ボケしているなんて言われるけど、
日本は地震がある、津波がある、毎年台風もある...
暑さも寒さも厳しい...

でも、アミアンは...天災も人災も考えても思いつかない...
あるとしたら、多少の雪と、ストライキくらい...
ここにいるほうがよっぽど平和ボケしてしまう...


でも、日本人は平和"ボケ"していたんじゃない...

日本人は"和"を大切にする国民性だから、外国からしたら生ぬるいように
見えたんだろう...

でも、どう？

今、外国はこの日本の"和"を大切にする国民性を絶賛している！

日本人の他を思いやる気持ちは素晴らしい...


こっちで生活していると、それをすごく感じます...

フランス語学校で、クラスメートたちはわからないことがあると、
先生が話していてもおかまいなしに質問します。

先生が聞いていないことでも発言します。

わからない！と先生に聞いたことが、
もうすでに終わったところなんていうのも普通です。


日本の学校だったら、まず、相手が話しているときは邪魔しないし、
聞かれてから発言する...

過ぎてしまったところでわからない部分があれば、後で個人的に聞きに行く...
(前にトンボとこの話をしたときも、それはフランスでは違う！と言っていました)

それが普通だと思います。

こういった、"前に出ない"という国民性は、外国では不利になることも多いけど、
日本が非常事態時でも、暴動や略奪が起こらないのは、
この"和"の心をみんなが持っているから...

外国では普通ではないことが、日本では常識になっている...

平和ボケなんて言っていた外国も、今は日本人の行動に尊敬の目を向けています...


外国では当たり前ではない！ということを肌で感じている今、
私も今まで以上にこの"和"の心は素晴らしいと思います！

日本は今、みんながこの"和"の心を持って協力し合っています...

私もその"和"に入りたい！！





今回の大地震とその後の災害は、戦後最大の国難と言われていますね...

でも、日本は敗戦後、急速に復興し世界でも豊かな大国になりました！

阪神淡路大震災の後も、中越地震の後も、度重なる災害の後も、
日本中が協力して、その度に復興してきたと思います！

日本にはそれだけの、国力、技術力、人力、心力があると、改めて思います！


私がここアミアンでできること、もっともっと考えなきゃ！！




被災地の方々に、一刻も早く温かい物資が届きますように...

生きようとがんばっている命が、1つでも多く救われますように...

原発からの放射能漏れが一刻も早く止まり、事故が無事に終息しますように...

アミアンから祈っています...

日本人の1人として、母国をとても心配しています...








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