ものすんごく唐突ですが...
このキャラクター知ってますか??
(写真は前回の記事のシャンブリーのお祭りのときのものです^^/)
フランスの子供向けアニメのキャラクターで、"Oui-Oui"っていいます...
(オリジナルはフランスじゃないのかな!?)
これが"Oui-Oui"...
"Oui-Oui"って"Yes-Yes はい-はい"って名前なわけですけど、
フランスのキャラクターなら"Non-Non"でしょーよ?って言ったら、
"ちょっと!"とトンボに爆笑されました(笑)
だってねぇ^^;
フランスのキャラクターの名前が"Oui-Oui"なんて、皮肉か自虐的ギャグかと
思いますよ!!
フランス人の大好きな言葉は"Mais, NON !(でも、違う!嫌!)"ですからねぇ...
そもそも"Oui-Oui"って名前がどうかと思いますけどね...
イエスマンかよ!と(笑)
それとも、フランス人も子どもには"Oui"と言える素直な子に育って欲しいと
思ってるんでしょうかね!?
さて、話は変わって移民局の学校でのこと...
昨日、みんなでボキャブラリーの勉強をしているとき、"Disputer 口論する、ケンカする"
という単語が出てきたとき...
(厳密にはDisputerだけでは口論するって意味じゃないんですけど、説明するとややこしいので、省略しまーす!)
先生がみんなに"旦那さんや奥さんとケンカしますか?"と聞いたんです
私の答えはもちろん"Souvent たびたび!"ですよー(笑)
(それが普通よー!と先生にフォローされました^^;)
でも、イスラムの女の子も男の子も"Jamais 一度もない!"と
答えたんですよ!!
先生も私もちょっとびっくり^^;
そのときは"そうなんだぁ"と特に深く考えなかったんですけど、家に帰ってきて
トンボに今日はこんな授業をしたよ!と話しているときに、ふと思ったんです...
一度もケンカしないっていうのは、"ケンカできない"からなんじゃないかな?と...
イスラムの国って、まだまだ男尊女卑の考えが強いというか、
"男の意見が絶対!"なところがあると思うんです...
そもそも、ケンカってお互いに言い合うからケンカになるんであって、一方だけが
何かを主張してもそれってケンカじゃないですよね?
つまりはそういうことなんじゃないかと...
旦那さんのほうに絶対的権力があるから、妻はそれに従う...
反論なんてしない...
それじゃケンカになるはずもないな、と...
それから、また別の日のことですけど、そのイスラムの女の子が
初めて学校に来た日、旦那さんが迎えにきて、一緒にバスで帰っていったんです...
私も同じバスに乗ってたんですけど、2人が停留所で降りていくとき、
旦那さんは先にスタスタと降りてしまい、奥さんは後から着いて降りて行く...
その後も、旦那さんの半歩後を着いて行く感じで...
トンボはバスなり電車に乗ったときには必ず私を先に降ろしてくれるし、
フランス人カップルなら手を繋ぐなり、肩を抱き寄せるなり、腰に手をまわすなり、
密着して歩いています
と、こんなところでも文化の違いを感じたのです...
ケンカしているときのトンボの"でも!"は本当にムカッとしますけど、
それでもお互い対等に言い合える文化のもとで生活していることが
ありがたく思えたのでした...
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meggちゃん、たまたま若干だけど内容がシンクロしてて(ちょっとだけイスラムについて触れてる程度だけど)ビックリしたわ。
返信削除そうなのよ、イスラム圏に住む人達はそういう関係が多い。女性は財産の一部、物扱い。レイプされても、された側が死刑だからね。この話についてはまたブログに書こうと思ってるけど。
こういう文化の違いを肌で感じることができる学校って、ある意味面白いというか、勉強になるというか。本で読んできたこととかが、事実なんだ!!って分かるよね~。
お返事遅くなってすみません~!
削除そうなんです!学校はもちろんフランス語の勉強のために行ってるんですけど、こういう日本にいたら感じなかった異文化のことも知ることができるので、すごく興味深いです!
(レイプされた側が死刑っていうのは以前にどこかのネット記事で読みました...)
イスラムの文化も全然詳しくないので、頭を覆っている布の巻き方の違い(目だけ出す、顔だけ出す、首まで出している、など)は何の違いなんだろう?とか、爪の先が朱色に染まっているのは何故だろう?とか、もう単純に疑問だらけです^^;
そして、彼から一体どんな背景を背負ってフランスに来たのだろう?とか、本当に国際勉強になります!